コロナ禍の美容室について思ったこと
コロナが怖い美容師さん
コロナで世の中が休業・自粛しても、容赦なく伸びるもの・・・
そう、髪の毛です。
3月頭くらいに行きつけの美容室へ行ったのですが、
担当の美容師さんがコロナ怖い怖い状態に陥ってしまっていました!ガーン・・・
毎日あれだけメディアに煽られたら無理もないです。誰も悪くない。
でも、釈然としませんでした。
美容室に行く目的とはなにか
私が美容室に行くのは、
プロの施術を受けて”リラックス”してキレイにしてもらいたいから!
なので、そこそこお金をかけていました。
でも今回のコロナ騒ぎでそれが叶わなくなってしまった
ショックな対応
その美容室で
・公共交通機関で来店したら、怖がられた
・ウイルスは防げないってわかっているのに、マスクは施術中もずっとつけてほしいと半ば強制
(その店はいつも貸し切りスタイルで美容師さんと私だけの状態です)
・コロナを怖がってか、いつもより施術が雑・・・
もうショックでした。
その人が悪いわけではないし、ある意味被害者ではありますが、なんか菌扱いされているようで・・・
悲しかったです。
マスクは髪の毛が付くし、ヘナとかカラーとかで汚れるし・・・
とにかく不快で仕方なかったです!
仕方のないことだってもちろん理解はできます。
でもせっかく癒されたくて来たのに、すごく気を遣って逆に疲れました。
正直、来ない方がよかったって初めて思いました。
こんな客もいるんですよ!
美容業界の人やその他接客業の人にも言いたいのは、
マスクを着けたまま施術を望む・安心する人がいることはたしかですが、その逆もいる。
マスクを外して施術を受けたい人もいる・不快でしかないと感じている人
の存在も忘れないで欲しい
ということです。
みんな悩みながら手探りで、なんとか対策しようとされていることもよくわかります。
美容師は感染リスクが高い業種であることはたしかだと思います。
でも、最も感染がピークだった時から現在までクラスターは発生していません。
マスクでウイルスを防ぐことは不可能。マスクが感染を防いだと断言できるほどの確たるエビデンスも今のところ存在しません。
咳などの症状が出ている場合はつけるべきですが、
無症状の人はマスクも消毒も必要なかったと先日WHOが発表していました。
飛沫の防止目的ならば、美容師さん(感染が怖いと思っている人・職場で着用を義務付けられた人)が
マスクをつけたらよいのでは?
症状がない限りマスクを着用するかしないかは自由にさせてほしいと私は思います。
美容室に限らず、【マスクをつけろ】とアナウンスする意図は結局のところ、
誰も責任を取りたくないから、
”対策してます”ってポーズをとっているだけだと感じるんですよね。
美容室の存在意義とは
しかしながら今回のことで
美容室の本質的な存在意義について、真剣に考えた方がよいのではないか?
と思ってしまいました。
だって、髪の毛を切ることだけが目的だったら1000円カットでもいいし、
もっと言えばセルフカットでも良いわけですから。
癒し空間であるとか、何かしらの付加価値をつけて高単価で営業していたお店は、
今後マスク着用を新たなスタンダードとして営業していくつもりなのでしょうか。
どこが癒し空間?って突っ込みたくなるのは私だけでしょうか。